代表挨拶

お客様といっしょに汗を流してまいります

当社は1965年創業で、今年(2020年)10月で創業55年になりました。最近では「販売促進と新卒採用・中途採用求人企画」のご要望を多くいただきます。

私たちはお客様の考えを真剣にお伺いして、一緒になって汗を流しながら印刷物やサービスを提供しています。親身にお客様の立場になって仕事を進めてまいります。

10年以上、20年以上前の話になるのでしょうか。ある企業さんにお伺いした時、その販促ご担当者様にこう言われました。「印刷会社さんって綺麗なデザインを持ってくるけど、それだけなんだよね。私たちはそういうのを求めている訳じゃないんだよ」と。

最初は何を言われているか分からなかったのですが、よくよく考えてみると、お客様は「効果があるもの、役に立つ商品を望んでいるんだ」ということが理解できました。チラシがメインの商材の頃は「何枚刷りますか?」「どこのエリアに置きますか?」「紙の厚さはどれくらいにしますか?」と聞いていました。

私たちは「相談される会社」をテーマに掲げています。まだモヤモヤっとした課題がある段階で結構です。なんだかよく分からないけど、客数が落ちているんだよね、新商品をどうやって売りだそうかな、といった課題をお持ちの際にお声がけいただき、お客様といっしょに解決策を考えてまいります。

「紙・ウェブ・リアル」を組み合わせたサービス

例えば、お客様が「チラシを作りたい」と思っていても、その目的の手法がチラシではなかったりすることもございます。チラシからウェブサイトのランディングページに飛んで、資料請求をしていただく、といったケースとか。この場合大事なのは、紙とウェブとリアルの3つを組み合わせることが重要になります。

売上や集客に繋げていくために、紙、ウェブ、リアルをしっかり組み合わせていくことが重要になってきます。また、お客様がお持ちのデータ(顧客データ)を活用してより精度を高めていきましょう、ということも考えてまいります。

いわき愛

私は学生の頃まで、いわきはあまり好きではありませんでした。「あいつはあそこでなんかしてたぞ」とか、すぐ噂になりますし。しかし、大学に入学していろんな人と触れ合った時にいわきの話をしたり、お客様とお話ししたときに良いところだねって言われたりして、印象が変わってきました。

東日本大震災の1ヶ月ほど前、イラストで街を元気をしよう!という目的で「いわきひとまち百景」というイラストの展示会を行いました。市内だけで76点のイラストがありました。それまで、いわきについて話す時には「いわきにはあれがない、これがない」という話題ばかりでした。しかし、「いわきひとまち百景」の活動を通じて、たくさんの良いところがあることに気が付きました。良さを自分で発見することもありますが、展示会の時などに他の人に教えていただき「あ、こんな良いところだったんだ、いわきは」と気づくこともたくさんありました。

東日本大震災の時には当社も大きな被害を受けましたが、ポストカードを配ったり、「がんばっぺいわき」のロゴマークを無料でダウンロードしてもらうといった活動をしました。ポストカードは最初8枚から始めて、今は市内だけで76種類。ほかに、福島のものが8~10種類くらいあります。

最初にいわきひとまち百景を使ったポストカードをお客様に納品した時、「こんなに素敵なものを作ってくれてありがとう」と感謝のお電話をいただきました。本当にこの仕事をやっていて良かったと、とても嬉しく思いました。

仲間、ネットワークの存在

当社は一般社団法人マーチング委員会という全国組織に所属していて、「いわきひとまち百景」はこの活動の一環になります。また、紙・ウェブ・リアルそれぞれのスペシャリストの他、企業ブランディングやコンテンツ制作を得意とする仲間も全国にいます。当社ではドローンを活用した動画の撮影にもご対応いたしますが、20人くらいの小さな会社でもこんなサービスが提供できる理由は、全国に様々な強みを持った仲間のおかげなのです。

このネットワークのおかげで、他地域の事例を参考にして、地元のお客様にサービスを提供したり、地元のお客様に宿題をもらったら、仲間に投げかけて答えを探したりできます。誰もが地域のために良いことをしたい、だからこそ協力しあえるというところがあります。印刷会社というのは結局、地場産業なんです。

想い出を形にする大切さ

私たちは「マーチング通信」という広報誌をつくっています。また、自分史や(マグカップなどの)サークルの卒業ノベルティーなど個人向けにも商材・サービスを提供しています。

こうした想い出や記憶を形にするお仕事はとても喜んでいただけます。

創業者(父)の話

当社は父が1965年、30歳のときに創業しました。父は高校卒業後、家出同然で逃げるように集団就職列車で東京に出たようです。祖父は既に亡くなっていて、母と妹がひとりいて、生活費を稼ぐために東京に行きました。東京では、印刷会社の丁稚奉公をしました。

何年か経ってから自衛隊に入り、そこで普通は2年なのですが、特殊技能をとる後方部隊に入れてもらい3年間過ごしました。自衛隊では様々な車の免許を取ったり資格を取ったりしまので、いわきに帰ってきたときに自動車の修理工場に入りました。修理工場では営業マンがたくさん名刺を使うことを知り、「名刺なら俺も出来るぞ」と印刷会社を始めました。

最初は、祖母が駄菓子屋をやっていました。その土間に印刷機をおいて名刺を印刷しました。その名刺屋が、はがきを始めたり、チラシも手がけたりするようになり、今に至ります。小さい頃、父にはほとんど会う時間がありませんでした。仕事が忙しかったので。

父からは「嘘はつくなよ」「信用は大事だ」とよく言われました。一番簡単に信用を失うのは、時間に遅れることだと。3回時間に遅れたら、君の信用はなくなるからねって。父の凄い所は、お客様とのお付き合いが何十年にも渡っているところです。「裏表のない、嘘のない人間だ」と何十年も付き合っているお客様から今でも言われます。

社員一同、創業者(父)の言葉を大切にし、「相談される会社」を目指してこれからもお客様と一緒に汗を流していきます。

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