第2回メディアユニバーサルデザイン講座〜見えづらい色のあれこれ〜
最近すっかり秋の装いですね、金久保です(^-^)
さて、2回目の今回は、前回ふれたユニバーサルデザインの「色」についてのお話をしていきます。
印刷物での色の役割は、文章の強弱をつけたり、全体的のイメージを伝えたりするなど、多くの活躍を紙面上でみせてくれます。
私も、同じデザインの物なのに色を変えただけでわっ!とイメージが変わってしまい、気をつけて色選びをするようにしてます(;^-^)
しかし、皆さんがあたりまえに見ている「色」が、人によって全く違うイメージを与えてしまうことがあります。
例えばお年寄りの方だと、明るさが似通っている色が見づらく、紺と黒、赤と紫、青と青緑などの差が見づらく感じてしまいます。
その見づらい色で微妙なグラデーションをつけてしまうと、お年寄りの方にとって色の変化が見づらくなってしまいます。
色覚障がいの方の場合だと個人差はありますが、色の明るさの違いに敏感かつ見える色の幅が限られており、ある特定の色は明るさが同じというだけで、すべて同じ色に見えてしまいます。
これらをふまえてもっと見やすいユニバーサルデザイン的な改善策を見つけるとなると、それぞれの問題の特徴を理解した上で、それこそ医学的にも専門知識が必要になってきます……。
まだまだ経験と知識の未熟な私だと、専門的なことは言えませんが、一つの可能性として模様や線など「強調」等を表現すればいいのでわと思いました。
今回は、医学的なこともふまえてだったので、言葉が曖昧になってしまいました(;-;)
私自身も、「色」についてのユニバーサルデザインは、これからの課題にしていきたいとおもいます;